「わたしたち、相性いいのかな」。恋をすると、いちばん気になることのひとつかもしれません。でも、そもそも“相性が良い”って、どういうことなのでしょう。占星術の視点から、少しだけお話しさせてください。

「ぴったり合う」が相性ではない

相性が良い、と聞くと、何もかも息が合って、ケンカもしない関係を思い浮かべるかもしれません。でも実は、価値観がそっくりな二人より、ほどよく違う二人のほうが、長く続くことも多いのです。

似ているから合うのではなく、
違いを扱えるから、続いていく。

星は「違い」を教えてくれる

ホロスコープで二人を見ると、感情の出し方や、愛し方のクセが、それぞれ違うことがわかります。たとえば、思ったことをすぐ言葉にしたい人と、いったん持ち帰って考えたい人。これは、すれ違いの種のように見えて、じつは補い合える組み合わせでもあります。

「返事が遅い=冷たい」ではなく、「この人は、じっくり考えるタイプなんだ」と知っている。それだけで、同じ出来事の受け取り方が、まったく変わってきます。占星術の相性診断は、優劣を決めるためではなく、お互いの歩幅を知るためにあるのです。

相性は、育てられる

生まれ持った星の配置は変えられません。でも、そこからどう関係を築くかは、二人しだい。「うちは相性が悪いから」とあきらめてしまうのは、少しもったいない話です。

違いを知ったら、次は翻訳してみる。相手の言動を、相手の星の言葉で読みかえてあげる。それができる二人は、星の配置がどうであれ、ちゃんと寄り添っていけます。

いちばん大事な相性

そして最後に。どんな相手との相性より大切なのが、自分自身との相性です。自分の心地よさを知っていて、無理をしていないか気づける人は、誰と組んでも、健やかな関係を築いていけます。相手を占う前に、まず自分の星を知ることから始めてみてください。